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DAY4:今朝も朝から豪華な食事(6:57)
マフィンに焼いたハムと卵を載せてエッグマフィンの出来上がり(7:02)
フルーツはオレンジとリンゴ、パインとバナナ。今日は朝から漕ぐのでしっかり食べる。
朝食の後は、カメラを片手に森をウロウロ(7:30)
曇り空だが雨は上がった、まだ大気も動いておらず鏡のような水面がどこまでも続く(7:57)
今日はペアをチェンジしてスタート(8:53)
今日もずっと曇りかなー(8:55)
焦らずのんびり漕ぎましょう(8:56)
シングルパドルは片側で漕ぐので定期的に漕ぐ側を変えて疲れないようにする必要がある。掛け声をかけて前後同時にパドルチェンジしながら漕いでゆく。
少し開けた場所に差し掛かった(8:56)
うーん、良い景色(9:03)
本流から奥まった池のような場所で釣り大会スタート(9:06)
グレイリングは流れのある場所にいるが、パイクは流れの無い場所に潜んでいるそうだ。この場所ではパイク目当てで黄色いルアーを投げる。
各艇、勘を頼りにいろいろな場所に散らばってルアーを投げる(9:20)
岸から水中には細い水草がいっぱい茂っているようで何度もルアーに絡んで来る。ちょっとやばいなーと思っていたら根掛かりしてラインが切れてしまった。
何度か大きな当たりが来るが、合わせが難しく逃げられてしまう。
なかなか釣れないが、竿を振っているだけで気持ち良い(10:25)
こんな景色の中で釣りをしていると、夢か仮想現実のように感じてしまう。
暑くも寒くもなく快適、ゆらゆらする水面を見ていたら眠くなってきた(10:27)
カートが1m近い大物のパイクを釣り上げた、すげー。ここまで大きいと食べても美味しくないそうで、写真撮ってリリース。
ほとんど流れの無い川を、ルアーを投げながら少しずつ下ってゆく(10:48)
川と空が広い(11:15)
この辺りは川が広い、墨田川ぐらい?(11:37)
アメリカの国鳥・白頭ワシを木のてっぺんに発見(11:46)
なわばりの関係だろうか?、数km漕ぐごとに高い木のてっぺんに白頭ワシがいる。こうして見晴らしの利く場所で獲物を狙っているのだろう。
ちょうどお昼になったのでキャンプ地に上陸(11:54)
川を漕いでいると数時間おきにキャンプ地が現れるが、カヌーを付ける岸と、少し広場あがあって、その周りの林間がところどころ平らになっているだけで、屋根もトイレもかまども机もごみ箱も何もない。たまにイスになる長い丸太が置いてあるぐらい。本当に自然のままなのだ。
数日間無人だった場所に人間が上陸すると、そこは元々動物の縄張りなわけで、結構な確率で動物に出会える。この時は広場にいたヤマアラシが木の上に駆け上った。
そのまま降りてこないので下で昼食の準備を始める(12:45)
すぐに出ていくからちょっと待っててね。
おー、チャーシュー麵だー、日本食が恋しくなってきたところにありがたい(12:54)
カメラを持ってウロウロしているとみんなのいる方が騒がしい(13:07)
佐久間さんの話ではリンクスが森の方から出てきたとのこと。帰ってからネットで調べたら、顔はもみあげの長いイケメンのネコさんだが、体のデカさがやばい。
爪と肉球の跡もしっかりあって、明らかにネコ科の足跡(13:09)
森を一人で歩くのがちょっと怖くなってしまった。ここはやはり丸腰の人間が平気でウロウロできる場所ではないようだ。
天気はいまいちだが、水墨画の世界のような幻想的な景色が続く(13:09)
まーた雨が降ってきた、風も出て少々寒い(13:18)
カヌーの最中は、モンベルのゴアテックスのカッパの上下を着ていた。これが蒸れずに温度調節もしやすく最高に使いやすかった。他の方も全員、同じような格好だった。
カヌー専用のウエアは蒸れやすいので普通のゴアテックス・カッパの方が快適。雨が降ったら長靴の中が濡れないようにカッパの裾は長靴の外に出し、それ以外の時はカッパの裾に泥や水が付かないように長靴の中に入れる。
少し流れが出てきたが、ようやく歩くスピードぐらい(14:27)
また、川の広くなった場所でルアーを投げる、大物を釣るぞ(15:35)
川のカーブにある砂の壁(16:02)スタートしてからこの辺りまでは、川に石とか小石が全くない。あるのは水はけのよい目の細かい砂と植物が分解された腐葉土のようなふかふかした土。このあたり数十kmはもともと砂の平坦な大地で、そこをテズリン川が削りながら流れているのだろう。崖も岩ではなくて、分厚い砂の壁だ。
今日のキャンプ地は眺めのいい場所だよと聞いて頑張って漕ぐ(16:40)
マイガー!、先客がすでに上陸していた、悔しいので写真を撮る(17:16)
流れが速くなったカーブの先に、、、おや、カナディアンが数艇つないである。急いで対岸にフェリーグライドしてフネを本流に乗せる。残念、次を探しましょうという事に。ユーコン川に比べてテズリン川は人が少ないようで、これが初めて会った別の旅行者だった。
ほんの1kmほど下流の対岸に上陸(17:22)
広い砂の河川敷にキャンプを張ることになった(17:24)
川岸には水を飲みに来たのか大きな足跡が、ムースなのか?(17:25)
長靴はレンタルも可能だったが日本から買って持ってきた。冷たい川で足を濡らしたくないし砂や泥だらけの場所を歩くことも多いので、濡れるのが前提のカヌーシューズや登山靴はNG。足が寒くなるといけないので通常より5mm大きいサイズを買い、中は登山用のソックスを履いて足先が冷えないようにしたが、ベストな選択だった。
長靴の内部を濡らすと、この天気と気温では乾かすことは絶望的だと思い、脱いでいる間も濡らさないよう、ツアー中は最後まで細心の注意を払った。船に乗り降りする際は川に足を漬けるので、丈は1cmでも長いほうが安心。ツアー終了時、荷物を減らすために長靴はカヌーピープルに寄付してきた、笑。
ビールを川で冷やす、水が冷たい(17:55)
白い缶はチルクートというお米が原料のビール。右はユーコンゴールド。
河川敷に食堂タープを建て準備開始(18:02)
スポーツオーソリティーの化繊3シーズンシュラフ(18:31)
シュラフもレンタル可能だったが日本から持ってきた。ダウンのシュラフを新調することも考えたが、5泊6日のキャンプ中にもしも濡らしてしまったら終わりだなと思い、水没する危険性も考えて5年以上使い込んだ安物の化繊シュラフを持ってきた。これは、学生時代に6泊7日の自転車旅の初日に豪雨でテントが全水没して化繊シュラフが真夏でも3日間乾かなかったという経験をしたトラウマのせいかもしれない。
それだけでは寒いので、シュラフカバーとSOLエスケープライトビビィも併用
大きなシュラフをなるべく持ち歩きたくないので、以前からシュラフカバーを併用することが多かった。15年ぐらい使って、内側が加水分解でベタベタし始めていたのでいざとなったら捨てる覚悟で持ってきた。SOLエスケープライトビビィはアマゾンのレビューなども参考にして、この旅のために新たに購入。シュラフカバーだけでは寒かったり、テントの中までびしょ濡れになった際に使おうと思い持ってきた。
SOLエスケープライトビビィの方が大きいが、シュラフカバーよりも軽い(241g)
食事ができるまでは冷えたビールを飲んで一休み(18:43)
食事の準備はガイドのお2人が手際よくやってくれるので、テーブルと椅子をセッティングしたら後は手伝うことは特にない。最後まで毎日おいしい食事を提供してもらい、こんな贅沢な大名キャンプは、これまでもこれからも無いだろう。
今日は川から近い場所なので、他の参加者より少しでも高くて水はけのよい場所にテントを張った、森が近いので少々怖いが(19:03)
レンタルで借りたテントはモンベルのムーンライト1型。学生時代に自転車やバイク旅で使っていた人が多かった懐かしいテントだ。今回は、おろしたばかりの新品を貸してもらったので防水もばっちり効いていて快適。
ただし、シェルター型というのか、天井が低くて中で座ることもできず、本当に寝るだけのスペースだ。着替えるときも足元が狭く腹筋をしながら脱ぎ着をしなければならず、全身筋肉痛の状態では非常につらかった。私が今後シェルター型のテントを買うことは無いだろう。やっぱり究極のテントはドーム型だね、いい勉強になりました、笑。
夕飯はライスとサーモン、野菜のカレー風炒め、添えられたレモンが憎いね(19:17)
食べ始めて数分で暗雲が立ち込め突風と大粒の雨が降り出した(19:29)
風で飛ばないように食堂タープを皆で押さえていたが、危なくなってきたのでポールを外してタープをつぶしてその中で食事を続行。ウロウロしている間に雨水が皿に溜まり、あっという間にカレー風味の冷たい鮭茶漬けになってしまった。それでも雨を無視してお茶漬けを完食、笑。
西の空が少し明るくなってきた(19:29)
30分ほどで雨が去った後は焚火に当たりながら談笑タイム(20:49)
足の裏を温めると安眠できるという話を聞いて皆で実践中。
9時を過ぎても西の空は明るい(21:09)
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