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DAY5:今日も朝から豪勢な食事が並ぶ、まずは温かいコーヒーをいただいて目を覚ます(7:17)
カートと佐久間さんが食事を準備している間にテントを畳んで積める荷物をフネに載せたり(7:17)
昨日残ったご飯でしょうゆ味の焼きおにぎり(7:22)
うわー、うまそう!!(7:26)
ブルーベリーパンケーキにバターとメープルシロップ掛け、カリカリベーコンの塩味が良いアクセントになる、フルーツはオレンジ、バナナ、リンゴ、ブドウ、素晴らしいね。
ブルーベリー味のパンケーキ、日本に帰ったら自分でも一回作ってみようか。
食事の後は恒例のカメラ散歩、森の奥に入るのは怖いので近場を散策(7:59)
今日も水が冷たー(8:36)
この辺りは、テズリン川が大地に切れ込んだような地形が多く、流れも少し早い(8:58)
カナダガン、何十という群れがデルタフォーメーションで南の空を目指して飛んで行く(9:14)
白頭ワシが飛んできて(9:26)
高い木の上に止まった(9:26)
さすがはアメリカの国鳥、迫力があるねー。
山の上から滝雲が下りてきた(9:54)
途中で雨がパラつきだした(10:18)
川の中州に上陸して小休止(10:42)
また新しい種類の足跡を発見(10:43)
白頭ワシの羽根か?、長さは30cm近くある(10:45)
筏を組んでティータイム(11:09)
広い川なので何も漕がなくても岸に乗り上げたりしない。毎日少しづつ川の流れが速くなっていて、今は漕がなくても6km/hぐらいか?。今回の行程は200kmぐらいあるが、夕方もずっと明るいので5時間ぐらい「残業」すれば漕がなくても30kmは進む計算だ。
北の空が明るくなってきた(11:10)
まだまだ筏を組んだまま流されてゆく(11:12)
少し流れが速くなったところでグレイリングを狙うが反応なし(12:19)
左右のカーブが続いて忙しく、釣りに集中できない(12:28)
良さそうな上陸場所があったが通過、この先に魚が入れ食いのキャンプ地が有るらしい(12:54)
ようやく天気が良くなり、温かくなってきた(12:54)
一列になって漕ぎ進む(12:57)
砂の崖の中に茶色い一筋の帯があるが、隕石衝突でちりやホコリが地球中に巻き上がり恐竜が絶滅したときのホコリが堆積した層らしい(12:59)
キャンプ地に到着、入れ食いというのは本当なのか?(13:36)
この川での1、2の難所(といってもちゃぷちゃぷと水しぶきが飛ぶぐらいで波高は最大15cm程度)であるS字カーブを漕ぎ抜けながら、右岸にフェリーグライドで寄せてキャンプ地に到着。
やっといい天気になってきた(13:36)
林間にテントを張って上にタープを張る(14:05)
日本のキャンプ場というと、やたら木を切り倒して広く明るくしてあるが、こんな感じで木をあまり切らずに林の間を少し整地しただけで充分じゃないか?と思う。木を支柱にして工夫しながらタープを張る楽しみもあるし。
遅めの昼食は焼きたてワイルド・ホットドッグ、パンも網の上で少し炙る(14:07)
指でパンの横を割いて、焼きたてのソーセージと野菜を挟みマスタードソースを掛ける、香ばしくておいしい!(14:10)
おなかができたところで釣りを開始、今日はもう釣りしかやることが無いのだ!(15:38)
支流の流れ込みを遡上してゆくが全くのノーヒット(15:46)
そのうち大粒の雨が降り出したが、ルアーが根掛かりして逃げられない(16:00)
結局、根掛かりしたルアーは回収できず、下流の合流点ではよく釣れているようだ(16:02)
ようやく少し小降りになってきた(16:02)
遠くの空から光が差し込んで幻想的な風景が(16:14)
合流点で頑張っていた2人の釣果はグレイリング多数、日本からタックルBOXを持ってきたそうだ(16:20)
フネを置いた場所の下流、流れもないこんなところで本当に釣れるの?(16:31)
グレイリング用の最後のルアーなので無くすわけにはいかない(16:32)
1本バリにして返しもつぶしてある。無くすのが怖くて岩の近くは攻められない。高くもないルアーだったのでもっとたくさん買って来ればよかった。
流れもないようなところだが爆釣状態に(16:38)
こんなところにいるの?と思ってルアーを飛ばすと、ルアーを追って複数の背びれの動きが見えた。いるぞ、沢山!!。あとは2ショットで1ヒットぐらいの確率で30cmほどのグレイリングが入れ食い状態になった。
ただ、それ以上沢山釣っても仕方がないし、釣りに飽きる前に魚がかわいそうになったので釣りを止めた。釣れなくても、釣れすぎても面白くなくなるから釣りは難しいね、笑。食べるための一匹を残して後はすべてリリース。
佐久間さんにさばいてもらって串にさし、塩を振って焚き火で炙る(17:51)
ヒレが焼けないよう塩を盛って形を整える。グレイリングは少し生臭い魚なのでしっかり火を通したほうが良さそうだ。
佐久間さんが渓流竿に日本の毛ばりを着けて付けて飛ばすと、予想通りの入れ食い状態(18:00)
佐久間さんはカナダで日本の毛ばりを流行らせようとしているそうだ、笑
夕飯は豆の入ったスパゲティーミートソース、ちゃんとトーストが付いている所が本格的(18:34)
おなかが出来たらユーコン名物砂金取り(19:27)
佐久間さんが持ってきた取っ手の無いフライパンのような皿に川底の深いところの砂を入れて、あとは水面付近で水を足しながら遠心分離の要領で水と一緒に砂を飛ばす。それを何度も繰り返してから本格的に砂を飛ばしてゆく。
最後にゆっくり皿を傾けてゆくと(19:34)
黒い砂鉄の中に少し赤っぽく光る0.5mmぐらいの砂金らしき粒が。
リピーター参加の人が取り出してきたのは、樹脂製の砂金取り皿(19:38)
樹脂で軽いのと、階段状の引っ掛かりが3段ほどあって、伝統的な鉄皿よりも効率的な遠心分離が可能だ。こんなのが売ってるんだねー、3000円ぐらいで思ったよりも安い?、笑。
さーて、デカいのがとれるのか?(19:46)
最近でも米粒以上の砂金が手堀りで取れることもあると聞いて、俄然張り切るが腰が痛くなってきた。楽して「金」をつかむ方法はやはりないんだね。
ここで練習していたおかげで、この旅の3年後、家族で佐渡島に行ったときに砂金取りの体験場で習得していた技を遺憾なく発揮することができた。そこの人に「来られたのは2回目ですか?」と聞かれて「カナダの川で少々」と答えたら奥さんに、バカじゃないの?と言われてしまった、笑。
砂金取りの後は読書タイム(20:39)
佐久間さんが持ってきていた洋書で勉強タイム。
How you can stay safe in bear country. そう、ここはベア・カントリーなのだ。
この本に載っていたURLを2つほど紹介。
http://www.bearsmart.com
http://www.environmentyukon.gov.yk.ca
迫力のある写真を見るだけでも楽しめる。
お次はゴールドラッシュの歴史の本 (20:40)
The Klondike Gold Rush(クロンダイク地方のゴールドラッシュ、1866-1899)。表紙の写真は海岸線から家財道具一式を担いでチルクート峠を越える砂金堀りの行列らしい。ウィキペディアによると、「10万人以上がクロンダイクを目指したが、厳しい気候や地形の険しさのため到達出来たのは3万人から4万人、その中で幸運にも金を採掘出来たのは約4,000人と言われる」とのこと。この地方が最も栄えたのは100年以上も昔で、その時の遺構がユーコン川や支流の周辺に多く残されてているらしい。
2時間以上かけて、じっくりとグレイリングを焼き上げた(20:44)
ビール片手に塩味の利いた野生の魚を頬張る。
天気が良ければ9時半でもまだ明るい(21:21)
これだけ日が長いと、1日を1.5倍ぐらい楽しむことができる。
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