2018年1月29日月曜日

番外編:上高地クロカンスキー・トレッキング(上高地・長野県松本市)2015.3

番外編:上高地クロカンスキー・トレッキング(上高地・長野県松本市)2015.3

今回はカヌーではなくて山へ行ったお話。ラフティングチームのメンバーに誘われて雪の上高地にクロカンスキーで行ってきました。

★すべての地図・写真はクリックすると大きく表示されます。

国道158号線から上高地へ入る三差路からは冬季通行止め (7:36)

岐阜県高山市側から平湯峠、安房トンネルを越えてここまで来た。荷物をすべて降ろし、メンバーの一人が車を沢渡に置いてタクシーで戻ってくるのを待ちながら、パッキングと出発準備を開始。

ゲート横には秘湯、中の湯温泉「卜伝の湯」がある、帰りに寄ってみたいなー (7:38)

横の沢を見ると水はまだ凍っていないようだったが (7:38)

スノーシェードは巨大なつららがぶら下がっていた (7:38)

もちろん登山届は書いて出します、順番に書いてポストイン (7:39)

この日の行程は大正池を越えて河童橋まで、往復10kmほど

新・釜トンネルの案内板 (7:40)

昔は急勾配の交互通行で、上高地に向かう自転車野郎泣かせだった旧トンネルも広くて近代的な新トンネルに切り替わっていた。

雪が激しくなってきたので釜トンネルの入り口に退避 (7:43)

釜トンネルを通ったのはもう20数年ぶりだろうか?。もちろん旧トンネルの方だが、排ガスだらけのトンネルを自転車でヒーヒー言いながら登ったのが昨日のことのように思い出される。

トンネル内からゲート方面を望む 、入り口の小屋は営業中だった(7:43)

約1kmのトンネルを歩いて超える (8:27)

トンネル内は屈曲しているため中は真っ暗だった。スパイク付きの長靴を履いてはいるが、内部が湧水などで凍結していると危ないので足元を照らしながら慎重に進んでゆく。

トンネルを出たところでクロカンスキーに履き替えて再スタート (8:33)

クロカンスキーは初めて履いたが、板も軽く短くて取り回しも楽ちん (8:44)

何もない道路なら本当に気持ちよく進んでいく (9:13)

ちょうど中間地点の大正池に到着した (9:18)

山の上方はガスが掛かっていて雄大な景色が見えず残念。

小規模な雪崩の跡か、吹き溜まりが数m続いた個所では板を外して歩いて前進(9:18)

大正池を過ぎると上り坂が続く (9:31)

スキー板の下面のウロコ形状のおかげでスリップせずにどんどん登っていける (9:51)

初めての経験だったがクロカン板の走破性には本当に驚いた。山の急斜面は無理だろうが道路が雪で埋まったような場所なら最小の労力で登って行くことができる。入門用のセットなら安くで買えそうなのでチョット検討してみようかな。

東屋の屋根がすごいことになっていた、積雪は1m以上? (10:06)

木の根っこは温かいのか、雪が丸く溶けている (10:15)

上高地帝国ホテルの辺りからは、梓川沿いの遊歩道にルートを変更 (10:16)

他の登山者もおらず我々だけの貸し切りでこの景色を堪能。自然が厳しい場所ほど風景は美しというが、本当に素晴らしい。

いつの間にか遊歩道を外れたのか深雪にはまって激しく転倒 (10:32)

クロカンシューズは足と板の固定がルーズなので、バランスを崩すと派手にすっ転ぶ。肩から思いっきり転んで骨が折れたか?と思ったが、幸い何ともなくて助かった、フ~。

釜トンネルを出てからちょうど2時間で河童橋に到着~ (10:32)

同行の人にカメラを渡して撮ってもらう (10:34)

寒さ対策で着込みすぎたようで、大正池を過ぎてからの上り坂で大汗をかいてしまった。雪が舞いだしたため中間着のフリースを脱ぐのを面倒くさがった結果、少々汗冷え気味になってしまった。寒っ!

河童橋に到着! (10:39)

橋の上から上流の蝶ケ岳方面を望む (10:41)

橋を渡った店の軒先に入って昼食タイム (10:56)

風が無いだけで極楽、極楽。

その場で挽いたコーヒーをいただく (11:01)

面倒くさがりの私は屋外ではもっぱらインスタントだが、こういうのも本当に贅沢でいいねえ。日帰りなら荷物も軽いので、遊びの物を少々持って行っても余裕があるし。

山のガスは増えたり減ったり (11:02)

コーヒーの良い香りが辺りに広がる、こんな場所で贅沢だねえ (11:08)

帰り道は下りで楽々のハズだったが、、、 (11:37)

最後に滑ったのは20年以上前のどこかのゲレンデ。アイスバーンの上に雪が乗っている個所もあり、スピードが出ると相当に怖い。案の定、派手に2~3回すっ飛んで仲間に置いて行かれてしまった。

大正池横のトイレで再集合して一休み (12:17)

下り坂では汗もかかず少々寒くなってきた。天気も悪くなってきたので写真も撮らずに早々に下ってゆく。

雪が降り出したので釜トンネルに入って一休憩 (13:08)

帰りは河童橋から釜トンネルまで休憩除きで1.5時間ぐらい。スキー板を外してスパイク付き長靴でトンネル内を歩く。

釜トンネル出口のゲートに到着 (13:18)

その後は、沢渡から回送して来た車にのって平湯温泉バスセンターの露天風呂で山を見ながら温まる。いやー、最高の雪遊びだった。

------------------
学生時代に所属していたサイクリング部の山好きの先輩たちが、正月に自転車(ランドナー:当時はまだMTBが無かった)で、上高地の河童橋まで行った話を聞いて以来20数年。ようやく私も冬の上高地を見ることができました。

雪がすごくて自転車にはほとんど乗れず、押したり担いだり、滑ったり転んだりだったそうですが現場を見て納得。他の登山者には笑われたり、呆れられたりしたそうですが、今の私が彼らを見てもきっと同じ反応だったでしょう。
バカな遊びを真剣にやっていた学生時代がなつかしいけど、今でもやってることはほとんど同じかも。

←スマホはスワイプで次ページへ→

トップページへ⇒

★記事の場所をGoogleマップで見たい場合は下の「場所」の住所をクリックorタップ
 (スマホの場合は画面下の「ウェブバージョン表示」に切り替えてください)

2018年1月28日日曜日

番外編:グモテックス・コロラド進水式(長良川・岐阜県美並町)2014.5

番外編:グモテックス・コロラド進水式(長良川・岐阜県美並町)2014.5

ラフティングチームの新艇のテストランに参加。


すべての地図・写真はクリックすると大きく表示されます。

ラフティング界で最速と言われた、グモテックス・コロラドをついに導入することに

前年の北山川ラフティング大会で好感触を得た我がチームは「早い船さえ手に入れば、まだまだ学生チームについていけるぜ!」と大いに盛り上がり、その年の秋からレース用ラフトボートであるグモテックス・コロラドを入手しようとリサーチを開始したのだった。

最初はメンバーの一人がオーストリアへ旅行に行くついでに、「グモテックス社のある隣国のチェコまで行って買ってくる」という壮大なプランが検討されていたのだか、国内にも地元の岐阜県に取り扱い店があることが分かり、ヨーロッパでの買い物ツアーは回避された、笑。

2013年末のチーム忘年会では、実際にその姿を確認したのだが見るからに軽く・細長く、ラフトボートというより大型のダッキーという雰囲気だった。

この日のコースは長良川・深戸から道の駅美並までのロングコースになった

少し暖かくなってきた、新緑の長良川で進水式を執り行うことになった。

この日は天気も良く最高の進水式日和、水温ままだ少々つめたい (11:31)

フネをひっくり返して再乗艇の練習もしようと、水温が少しでも高くなった5月末(アユ解禁直前)にチームの中心メンバー4人で長良川に集合した。

漕ぎ味はとにかく軽く、3ストロークで巡航速度に乗る感じ  (13:49)

フネを運ぶのも軽く、漕いでも軽い。俺たちこんなに早かったの!?というぐらい楽しいフネだった。こんなことならもっと早く導入しても良かったかも。

さてどこから瀬に突入するか、慎重に見定める  (14:11)

このフネは、これまで使っていたエアー・ピューマのような平底艇ではなく、ある程度キールが効いた形状なので、直進性は高いのだが瀬に入ってからの進路修正がやりにくい。できるだけ直線的でスムーズなライン取りになるよう、瀬の入り口の手前からしっかりコースに乗せて進入していく必要があることが分かった。

道の駅美並の下の川原でゴール  (14:17)

いつもゴールにしている子宝の湯より下流まで漕いできたが、静水での漕ぎは軽く苦も無くゴールまでたどり着いた。

道の駅の下の瀬で見かけたスポットプレイヤー  (14:20)

この日は水量がちょうど良かったのか、次々と華麗な技を繰り出していた (14:31)

さあ、早く実戦のラフティング大会で漕いでみたいね。持ち運びも軽くて北山川のスタート地点の階段も2人で楽々運べそうだ、笑。


←スマホはスワイプで次ページへ→

トップページへ⇒

★記事の場所をGoogleマップで見たい場合は下の「場所」の住所をクリックorタップ
 (スマホの場合は画面下の「ウェブバージョン表示」に切り替えてください)

番外編:瀬戸内・笠岡諸島キャンプツーリング③(岡山県笠岡市)2014.5

番外編:瀬戸内・笠岡諸島キャンプツーリング③(岡山県笠岡市)2014.5GWにアルガフォレスト主催の3泊4日キャップツーリングに参加してきました。

すべての地図・写真はクリックすると大きく表示されます。

DAY3:明け方から降り始めた雨のなか出発準備開始  (9:56)

朝起きると激しい頭痛はすっかりおさまって、何事もなかったように調子が良かった。思い当たる原因としては昼間からずっと暑く、その後も火の前に長時間いたために、脱水と熱射病になってしまったのだろうか?

 いよいよ本降りになってきたが覚悟を決めて出発 (10:16)

雨が降ると風がおさまり波も静かになる  (10:25)

有人島の走島を左に見ながら北に向かって漕いでゆく。

7Kmほど漕いで梶子島に休憩上陸して腰を伸ばす  (11:18)

白石島が近づいてきた (12:22)

この岬をまわれば初日にスタートした浜だ  (12:34)

 この日は10Kmほど漕いでゴールイン (12:43)

雨のなかでの漕ぎは寒くてつらい、笑。

 本日宿泊予定の民宿の2階から浜を望む (15:23)

この日は白石島の民宿・はらださんにお世話になる。冷えたからだをお風呂で温めさっそく一杯。2日ぶりの畳の上は極楽だ~。
私はなんて軟弱な人間なんだろう、笑。

夕食は海の幸が盛りだくさん (19:08)

瀬戸内名物の茹でシャコに舌鼓を打つ。お刺身も煮魚もプリプリで大変美味でした。食事のあとは蔵書を読んだりギター演奏会、趣味や旅の情報交換で盛り上がった、笑。

DAY4:翌朝は良い天気になり応神山の展望台までハイキング  (9:28)

滑りやすい尾根道はクロックスでは厳しい  (9:41)

瀬戸内にありがちな風化した花崗岩でできた岩山はズリズリ滑って少々てごわい。

頂上下の高山展望台から北方向を望む  (9:43)

目の前の小高島、高島の向こうは埋め立てで本州とつながった神島。

 南に目を転じると昨日まで漕いできた梶子島、大飛島、小飛島が良く見える (10:14)

別のルートで山を下りお寺にお参り  (11:20)

この島で一番大きな市街地には昔のたたずまいの建物が残されている  (11:29)

ここは何の建物か?、2階窓のデザインが面白い  (11:36)

 さて、次はどちらに行こうか (12:39)

 お昼を食べ、柴田さんはフネを車に乗せてフェリーへ (13:24)

われわれ参加者は高速船で後から追い抜いてゆく。

解散後は笠岡港から近いカブトガニ博物館へ寄り道 (16:51)

みなさんは天然記念物カブトガニをご存じだろうか?。生きた化石のような外観からは想像もできないが、その血液は医療の役に立っているらしい。スケールの大きな展示もあり、なかなか楽しめた。


←スマホはスワイプで次ページへ→

トップページへ⇒

★記事の場所をGoogleマップで見たい場合は下の「場所」の住所をクリックorタップ
 (スマホの場合は画面下の「ウェブバージョン表示」に切り替えてください)