高知県西端の柏島は人が多くて漕げず断念し、国道321・足摺サニーロードをひたすら西へ移動していく。
ここは確か、30年ぐらい前の独身時代にバイクで走った懐かしい道だ。
意外と景色を覚えているもんだなあ~
すべての地図・写真はクリックすると大きく表示されます。
足摺海中館の西側にある桜浜海水浴場に到着(16:43)
この日はもう日没も近くフネを出す根性もなかったので、奇岩だらけの竜串遊歩道を歩いて一周してみることにした(約30分)。
いきなり現れたのがこの不思議な網目模様
お次は千畳敷、海の向こうに見えるのは足摺海中館
ベージュ色の砂岩に中に錆色の泥岩が取り込まれ、それが磨き出されたようになっている
上下逆にすると何か動物の口のような?
海に向かって伸びる大竹小竹、確かに竹の節のようになっている
どうやったらこんなに不思議な模様ができるのだろうか
半島の付け根を一周して戻ってきた(17:39)
先ほどの駐車場の反対側には海の家というか売店があり、シットオンの貸し出しをしていた。シングルとダブル艇の両方とも1時間1000円+ライフジャケットが500円。
2時間も借りればそこらじゅうを漕ぎまわれるだろうからこれで充分かも、笑
無人になった海の家のテーブルで夕暮れを見ながら、湯を沸かして簡単な夕食(18:57)
近くに爪白キャンプ場(300円/人)も有ったのだが、海から良い風が吹いていたのと貸し切りの浜の眺めが気に入ってこの場所で車中泊することに決めたのだが、、、これが完全なる失敗のもとだった。
今回、車の窓枠にはめる袋状の網戸を買ってきており初の実戦投入をしたのだが、外は風が吹いているのに、思ったより換気が悪く車内は蒸し風呂状態。
疲れと寝不足ですぐに眠りに落ちたが夜中の12時前に汗だくで目が覚めた。
脱水状態だったので、すぐそばの自販機でコーラを買って一気飲み。
ゴーという飛行機の音を聞いて、Plane Finderというフリーソフトを見る
と、ちょうど上空をKIX(関西国際空港)から→SIN(シンガポール・チャンギ国際空港)へ向かうシンガポール航空615便が、高度30875ftを時速489ktsで飛行中。
車から出て海の家のベンチに腰掛けると気持ちの良い風で汗はすべて乾いたが車に戻るとまた蒸し風呂で汗だく。これだけ風が吹いてりゃ蚊も来んだろ、と海側のバックドアを数センチ開いてつま先で支えるとちょうど良い感じ。しかし熱源を感知したのか、すぐそばの森から直ちに蚊が殺到してきた。
過去の夏のキャンプでは何度も蚊にエライ目に遭わされているので、テント泊の場合は森との間に複数の蚊取り線香で防衛ラインを築き、キンチョールで近接防空体制も取るのだが、、、、あっという間に侵入した蚊にヒザから下を20ヶ所以上刺されていた。
その後は足が痒くて全く寝れず、そのまま朝を迎えた。こんなことなら、面倒がらずに持っていたメッシュテントを浜辺に張ればよかったな。
四国まで来て漕がないのももったいない、ダラダラと出艇準備完了(5:47)
寝不足とダルさでどうしようかと思ったが、気持ちい風に吹かれて復活。
昨日遊歩道で回った竜串の向こうから朝日が昇ってきた
足摺海底館のところまで漕いでゆく
夏の早朝カヌーは本当に気持ちいいね
台風通過直後のためか、海の透明度は2m程度だった
四国までやってきて漕いだのは2km程度だが、十分満足できた前日のシュノーケリングで海を堪能して、おなか一杯になっていたのかなー?
ここは朝早くから開いているので、移動前に立ち寄るのに好都合。
南宇和近辺で見られる魚の解説展示が多くあり、きのう海中で見た魚たちの名前を特定することができた。
久しぶりに四万十川までやってきた(12:59)
途中の四万十市にある回転ずし「すし一貫」で、いつものように手長エビの天ぷらに舌鼓を打ち、落ち葉だらけの国道439号線(酷道・与作)をグネグネと走ってここまで来た。
川を見ると台風通過三日目でベストな水量、かつ透明度も高い!。ダッキーがあれば迷わず漕ぎたいところだが、、、、せめてパックラフトでもあれば。うう悔しい!!
とりあえず、で車内に放り込んでおいても大して荷物も増えないし、鉄道での回送も超簡単にできる。このとき、これまでさほど意識していなかったパックラフト導入の気持ちが一気に盛り上がった。
知らなければ欲しくならないが、知っていれば欲しくなる、、、、罪作りなBBGさん
BBGべストバイギア 登山、パックラフト関連のギアレビューと価格比較サイト
以前、四万十川に来た時から気になっていた、海洋堂海洋堂ホビー館四万十へ(13:09)
特にフィギアマニアという訳ではないが、移動ばかりでは味気ないと思い寄ってみた。なぜ四万十にあるのかというと、初代社長のお父さんがこのあたりの出身だそうで、廃校になった小学校(結構新しくてきれいに見える)の体育館内を中心に展示室が作られていた。
海洋堂シマント ミュージアムヴィレッジ
お次は以前も来たことがある、佐川町にある司牡丹酒造で奥さんのお気に入りの冷酒を購入(16:16)
司牡丹アンテナショップ「ほてい」
高知市内へ向けて市電と並走するが、慣れていないので少々怖い
この日、高知市はお祭りで着飾った踊りの人たちだたくさん出ていた(17:45)
大渋滞の高知市内を迂回しまくりでようやく脱出。高知からも高速に乗らず、一般道で徳島方面を目指しトラックとともに暗くなった雨の国道を飛ばしに飛ばす。
大歩危のモンベルのある道の駅にようやく到着(19:27)
何度も徳島に来ていたが食べるチャンスのなかった徳島ラーメンをようやく食べることができた。最初は生卵を入れるのに躊躇していたが、こってりスープがまろやかになり途中から違う味も楽しめた。
おいしかったので後日、京都駅ビルの伊勢丹10階の拉麺小路に行ったが、こってりのスープは無くて残念。また徳島の本店に寄ってみようか。
おいしかったので後日、京都駅ビルの伊勢丹10階の拉麺小路に行ったが、こってりのスープは無くて残念。また徳島の本店に寄ってみようか。
この後、高速で名古屋まで走ったが遠いのなんの。お盆休み初日の明け方に名古屋に戻ったが、反対方向の下り線は岐阜から京都まで大渋滞でもっと大変そうだった。
四国の南宇和は良い場所だが、一人で行くにはちょっと遠いね、(笑)
←スマホはスワイプで次ページへ→
トップページへ⇒
★記事の場所をGoogleマップで見たい場合は下の「場所」の住所をクリックorタップ
0 件のコメント:
コメントを投稿