2017年6月4日日曜日

我がカヌーコレクション

最近新しい仲間も増えたので、お気に入りのフネたちを紹介します。

①ハイビックス・FK400
最初に購入したフネ、川から湖までどこでも遊べる2人艇
空気を入れるだけで硬くなるハイボード(最近流行りのインフレータブルSUPと同様の構造)を使用した岐阜県産。相当な激流には弱いが普通のリバーツーリングでは漕ぎ味も軽く、準備も簡単、何にでも使えるオールラウンドなフネ。

②AIRE・トムキャット
FK400の弱点である激流を子供と安全に下るために購入したが、子供はこのフネに一度も乗らず、笑。
このフネよりも激流に強いダッキーはほぼ無いが、天竜川のホールでは撃沈・受傷してしまい、どんなフネに乗っていても川での慢心は禁物だという事を思い知った。通常のゆるい川下りでは漕ぎが重くて閉口することもあるが、初めての川に行く時は出番が多い。

③アーキテック・LPSK-5S(3分割)
シーカヤックが欲しい、でも作戦資金が乏しい、工作は得意という中で見つけたのがこのフネ。半年がかりで組み上げたが工作好きの人には良い選択だと思う。
直進性を増すためにスケグを後付け、非常に軽くスタイルも抜群だが幅54cmの船体は初めてカヤックに乗る人間には安定性がギリギリ。海が荒れていると(私の腕では)怖くて乗れないが、漕いだ時の加速と最高速は素晴らしく、気持ちがハイになってしまうぐらい楽しい。同社のもう少し幅の広いフネを選べば上記の問題もなくなる。

アーキテック社hp
④ニンバス・ホライゾンS(3分割)
5m以下で取り回しが良く、60cm幅で安定性があり、荷物もたくさん積めてツーリングにも便利というオールラウンドな特性。
しかしその真価は荒天時に発揮され、安定が良くラダーもついているので厳しい状況でもフォワードストロークに集中でき、荒れた海でも確実に進める(脱出できる)という強さにつながっている。

実際これまで何度もヤバい状況を切り抜けて来られたのはこのフネのおかげである。3分割のため普通のシーカヤックより重いが、分割すれば荒れた岩場でも安全に運んでエントリーできるという利点もある。

⑤ダガーGT8.1
同じ店でFK400を買ったのオーナー同士のKさんが倉庫の整理をする際にいただいたフネ。ボリュームもあり(リバーカヤックの中では)安定性のある部類なのだが私の腕ではかなりドキドキのフネである。

⑥ネッキールクシャ
子供や知人を海に誘うときに乗ってもらおうとヤフオクで落札。
幅はホライゾンと同じ60cmだがハードチャインのため実質は57cm?ぐらいの安定感。ただし膝がしっかり効くコクピットなので積極的に乗りこなせれば楽しいフネになりそう。ポリの一体艇なので準備が楽で、傷つきも気にしなくていいが、車への積み込みは少々重い。


⑦ココペリ・ホーネットライト
数あるパックラフトの中でホーネットライトを選んだのは、重量2.2kg、一気室・1バルブで、軽量化のために防御を犠牲にし、乗り手の技量のみでそれをカバーするという攻めの設計思想に共感したため。
ヤバい川へ行く際には 激流用の重装備ダッキーも別にあるので、せっかく買うなら尖ったスペックであまり人が乗っていない物を、という思いもありこのフネに決定。
 




フェザークラフト・カフナ(レンタル)
自分の持ち物ではないが、クーランマラン人力旅行社の2度の隠岐諸島ツアーや、紀伊半島の潮岬越えなどで、合計200km近くを漕いだお気に入りのフネなので紹介したい。
その特徴は何と言っても組み立て式のファルトボートなので宅配便で送ったり、公共交通機関などで好きなところから旅を初めて終了できるというもの。
安定性も良く、連続してバウ沈するような荒れた海でも全く不安なく漕ぐことが出来る
ただお値段が少々高く、1ドル=80円ぐらいの時に無理して買えばよかったと後悔。

AIRE・ピューマ
私が所属するラフティングチームのラフトボート、天竜川、木曽川、北山川、長良川、水上、長瀞、などいろいろな川を下りレースに出場し、撃沈した思い出のフネ。

グモテックス・コロラド
多くのラフティング大会で優勝実績を持つレース用ラフトボートをついに導入。フネは軽く、ラフトボートというよりは大型のダッキーという感じ。漕ぎも軽く3ストロークで巡航速度に達する。ただ、導入した2014年シーズンのラフティング大会から「コロラドだけのクラス」が分けられてしまい、この艇の優位性を生かせなくなってしまったのは残念。キールが効いていて直進性は高いが、細長い船型のため左右方向の安定性が低く、天竜川WWFでは2度の撃沈を喫した。


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