番外編:御岳山・自然湖ネイチャーカヌーツアー(長野県木曽郡王滝村)2016.10
以前から気になっていた、長野県は木曽の山奥にある御岳湖のカヌーツアーに参加してきた
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この湖は1984の大地震で御岳山が崩壊して大滝川をせき止めてできた自然の湖。下の娘からのリクエストで、ハードじゃない(笑)カヌーに連れて行きたいと思いこのツアーが目にとまった。
名古屋から中央道と国道19号でようやく御岳山のふもとまでやってきた(11:54)
国道からそれて、このあたりで最後の店である、御岳百草丸を販売している売店で休憩とお土産などを購入。この辺りに来たのは林道を求めてオフロードバイクで走り回っていた頃以来、約20年ぶりか?
車一台分の舗装道路を登って行き、チョットほんとにこの先?といった場所でこの看板が出てきた
この旧道は、鉄道好きの人には有名な木曽森林鉄道の軌道跡が道路になったものだ。水がせき止められて、上高地の様に立ち枯れた木が林立している。
この日は午後の部の受付だったが参加者は15名ぐらい、事務所前の船着き場から出艇(13:53)
地震や、この自然湖が出来た経緯の説明のあとにセーフティートークがあってツアースタート。娘には自分で漕ぎまわってもらおうと、それぞれシングル艇をお願いした。
服装は、ガチのカヌーウェアで決めているのは私達ぐらいで、他の人は普段着でお手軽に参加している。
ガイドさんが見どころなどを説明するのについて行きながら下流側まで漕いでゆく
波も風もない湖は平和そのもので、綺麗な景色と安定の良いフネであることもあり、本当のリラックスタイム。
半分湖に浸かったスノーシェード
先ほど事務所まで歩いて行った旧道の先は、こんな感じで行き止まりになっていた。
トンネルも水に浸かっているが、通り抜けられるほどの水深はない
ガイドさんの掛け声で、上流に向かって漕ぎ戻る
娘も数年ぶりだが、漕ぎ方を思い出して自由自在に漕いでいるようだ。
歩いて渡ってきた旧道の橋の下を越えたところにある砂浜に上陸してティータイム
ティータイムの後は上流に向かって探検開始
長さ1kmほどの湖だが、細長くて見通しが利かない分、実際より広く感じで秘境感満載。小さな湖だと思っていたが、場所によって景色が次々に変わり、なかなか面白い。
上流に向かっていくと絶壁の間を縫うような地形になってくる
紅葉の見ごろはもう少し先だが、少し色付きはじめているようだ。
鏡の様な水面をゆっくりゆっくり漕いでゆく
高い絶壁、水が貯まる前は倍以上の高さの崖だったのだろうか?
箱庭のような景色の中を上流に進む
狭い場所を抜けると突然視界が開ける、ここがカヌーで遡上できる限界
ちょっと上陸して散策したいぐらいの林が開けていたが、Uターンして戻る事に。
同じ場所だが、帰りはまた違う景色を楽しみながら漕いでゆく
スタート地点まで戻ってきた
立ち枯れに近寄ったり橋の下に入ったり、皆さん思い思いに楽しんだ後に上陸。自然湖のポストカードをもらってツアー終了。あまり漕がずにいろいろな景色を楽しめ、フネも安定が良くて沈する心配はまずない。カヌー経験のない家族や友人、知人を誘うのにもオススメのツアーでした。
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